不整脈 | にしな内科クリニック - 武蔵小金井駅北口から徒歩4分、小金井市の不整脈内科・循環器内科・内科

不整脈

不整脈とは

心臓は心筋内を走行する刺激伝導系とよばれる回路に電気が通り、心筋が興奮することで収縮と拡張を繰り返しています。

本来心臓は一定のリズムで拍動していますが、この回路に異常を来したときに拍動が乱れ、不整脈を来します。

突然脈が速くなり、しばらくすると治まる。

脈が飛ぶ感じがする。

息切れがする。

不整脈にはさまざまな種類がありますが、その中でも発症率が高く、脳梗塞などの合併症につながるのが心房細動です。

心房細動は拍動のリズムに規則性がなく、脈がバラバラであるのが特徴です。
その他にペースメーカを必要とする徐脈性不整脈や植え込み型除細動器を必要とする頻脈性不整脈などがあります。

心電図検査で診断しますが、受診した際に不整脈が出ていないことも多いため、状況に応じて体に装着して24時間心電図を記録するホルター心電図検査を実施します。

心拍数を抑える薬剤を使用したり、心房細動は心臓の中に血栓を作ってしまうため、血液を固まりにくくする抗凝固療法を行います。

多くの不整脈はカテーテルアブレーションによる根治治療が可能となっているため、診断後に適宜専門医療機関に紹介します。

不整脈の経過は人によりさまざまです。

症状がなく血圧を計ったときにエラーが出て判明するケースや、動悸があるのになかなか波形がつかまらず診断に時間がかかったり、脳梗塞になってはじめて心房細動が判明することもあります。

精神的ストレスにより動悸を感じている方はお話をして楽になるケースもあります。不整脈かもしれないと思ったらお気軽にご相談ください。